年齢を重ねると、
「安全のために装備を増やそう」
と考えがちになります。
私も以前は、
不安を感じるたびに
装備を足していました。
でも実際に山を歩いて感じたのは、
装備が増えるほど、
動きが重くなり、判断も遅くなる
ということでした。
この記事では、
50代・60代の女性ソロ登山者として、
私が 装備を軽くしたことで変わったこと と、
軽量装備を考えるときの視点を整理します。
重さは体力より「判断力」に影響する
装備が重いと、
一番最初に影響を受けるのは
体力だと思われがちです。
でも私が強く感じたのは、
判断力への影響 でした。
・疲れて考えるのが億劫になる
・立ち止まる回数が減る
・「もう少し進もう」と雑になる
こうした変化は、
少しずつですが確実に起こります。
重さは、
体力だけでなく
考える余裕を削っていく
ということに気づきました。
装備が多いほど「迷う場面」が増える
装備が多いと、
安心感は増えます。
その一方で、
「どれを使うか」
「どこに入れたか」
と、考える場面も増えます。
・ザックの中を探す
・選択肢が多くて迷う
・動作に時間がかかる
こうした小さな迷いが積み重なると、
山では大きなストレスになります。
私が軽量化を意識するようになったのは、
迷う時間を減らしたかった
からでもあります。
私が軽量装備で優先している考え方
軽いかどうか」だけでなく、
「迷わず使えるか」 を
一番の基準にしています。
・装備の数を増やさない
・定位置を決める
・役割が重なるものは減らす
結果として、
ザックは軽くなり、
行動もシンプルになりました。
軽量装備は、
体への負担を減らすだけでなく、
判断を早く、確実にするための工夫
だと感じています。
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まとめ
装備を軽くすることは、
無理をすることでも、
安全を削ることでもありません。
むしろ、
余計な迷いを減らし、
判断を早くするための工夫だと感じています。
50代・60代のソロ登山では、
体力を温存すること以上に、
判断の余裕を残すこと が大切です。
装備を増やす前に、
「これは本当に必要か」
「迷わず使えるか」
一度立ち止まって考える。
その積み重ねが、
安全につながっていくと感じています。





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