女性ソロ登山のトイレ問題|60代登山女子の私が実践している“安心の対処法”

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登山を始めた頃、私の一番の悩みは

「山の中でトイレどうするの?」 でした。

特に女性ソロ登山の場合、

・安全の不安

・衛生面の心配

・見られたらどうしよう

・熊など野生動物のリスク

など、“不安の種類” が男性とは違います。

今回は、60代の私が実際にやっている

現実的で無理のないトイレ対策 をまとめます。

これを知っているだけで、

山の中でも安心して歩けるようになります。

なぜ女性にとって「登山のトイレ問題」が大きいのか

女性は男性より…

  • 体が冷えやすい
  • 尿意が近い
  • 衛生面が気になる
  • 生理(年齢によっては不定期)
  • 服の脱ぎ着が大変

さらに60代になると、

「近くなった」 と感じる方も多いです。

私自身、

登山を続ける上で「トイレ問題の解決」は必須でした

山に入る前に“必ずやっておく準備”

登山口のトイレ情報を事前に調べる

最重要。

登山口にしかトイレがない山も多いです。

  • 山と高原地図
  • YAMAP
  • 公式サイト

で必ず確認。 (季節によって閉鎖されているトイレあり)

カフェインを控える

コーヒー・紅茶・緑茶は利尿作用が強い。

私は

「出発の2時間前まで」 と決めています。

水分調整はしない

「水を飲まない」は危険。

脱水・熱中症のリスクが上がります。

量は普通でOK。

大切なのは “タイミング” です。 

(少しずつ口を濡らす程度にこまめに摂ることにより水分は身体に吸収されやすくなり 余分な水分(尿)への変化が少ない。

山の中でどうする?女性ソロ登山の実践方法

「里山の奥山化」の課題 (見通しがいい場所を選ぶ)

  • 人が突然来ない
  • 熊など動物の接近がわかる
  • 後ろから見られにくい

藪の中・樹林帯・沢沿いは避けます。

👉 熊が出る山の特徴と危険な地形はこちら

水辺::熊が水を飲んだり、餌を食べたり、通路として利用することがあります。

標高1,000m以下の低山::奥深い山よりも低山での目撃報告が多いです。

笹やススキなどの草地::熊の隠れ場所となり、遭遇しやすくなります。クマが出る山の特徴

かつて薪炭林として利用されていた里山が手入れされなくなり、樹齢の高い森林が増えた結果、クマにとってより良い生息環境となっている地域があります。

豊富な餌資源:

ブナ科の樹木が多い森林: クマの好物であるドングリやクリなどを実らせるミズナラやコナラなどの落葉広葉樹林は、主要な生息地となります。

山菜や果実の自生地: 春は山菜、夏から秋にかけてはサクランボやその他の果実を求めて、標高を移動しながら広範囲に活動します。

「里山の奥山化」:過疎化や高齢化により人手の入らなくなった里山が、手入れ不足で荒廃し、奥山(クマの本来の生息地)のような環境になってしまう現象を指します。この変化が、近年クマの出没や人身被害が増加している主要な要因の一つと考えられています。 

風が避けられる場所

スカートがめくれない・体が冷えにくい。

倒木の裏、岩陰が最適。

周囲の“音”を必ず確認

私は必ず30秒ほど耳を澄まします。

  • 足音
  • 獣臭
  • 枝の折れる音

少しでも気配があれば場所を変えます。   

この習慣だけで安全度が上がります。   

スカート型レインを活用

冷えも防げるし、下腹部が露出しにくいので安心。

60代の冷え対策としても効果大。

下着は“片側だけ”下ろす

これを覚えると冬場も楽。

  • 全部脱がない
  • 体が冷えにくい
  • 時短で安全

女性ソロ登山では覚えておくと本当に便利です。

持っていて本当に助かったアイテム

携帯トイレ

「私はザックのすぐ出せる位置に入れています。」

  • 緊急時
  • 樹林帯で使えない時
  • 混雑した山でトイレに並びたくない時

軽くて匂いも漏れにくいので必須

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レスキューシート

よく紹介されているのはポンチョですが 私はツェルトタイプを

持ち歩いてます。

他に風や雨よけにもなり急な悪天候に対応可。

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アルコールウェット(大判)

山には手洗い場がありません。

持ち歩いている水を利用しても可。ただし縦走時

水場が枯れている事も想定できるため 水は貴重。

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小さめのビニール

使用済み携帯トイレの持ち帰り用。

「山は来た時より美しく」

これは大事なマナーです。

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避けた方がいい場所・時間帯

人がよく通る分岐点付近

意外と人が急に現れる場所。

バッタリ見られがち。

早朝・夕方

光が弱くなり、

動物・人・登山者の視界がお互い悪くなる。

熊も活動する時間帯。

藪の奥

熊・マダニ・蜂

そして安全確認ができない。

年齢とともに変わるトイレ事情(60代の私の経験)

60代になってから、

「山でトイレが近い」と感じる場面が増えました。

登山を続けるためには

我慢ではなく、準備と工夫 が大切。

トイレ問題を解決してから

遠征登山も安心して行けるようになりました。

年齢は関係ありません。

小さな工夫で、登山の自由度は大きく変わります。

まとめ:トイレ問題を解決すれば登山はもっと快適になる

  • 事前準備
  • 道具の工夫
  • 安全な場所選び

女性ソロ登山にとって、

トイレ対策は“不安”ではなく

“装備の一部” です。

あなたも、今日紹介した方法を

ぜひ次の山で試してみてください。

👉 女性ソロ登山で本当に危険だった瞬間と回避ルールはこちら  

👉 私が実践している熊対策7つはこち

じゅん

60代の女性ソロ登山者です。登山歴4年、これまで47都道府県の山を歩いてきました。
熊対策・安全登山・初冬の低山・テント泊など、
実際に経験したことを中心に発信しています。

2020年4月6日生まれのブリンドルの女の子、ハヌルと暮らしています。
好きな食べ物はヒマラヤチーズ。好きな場所は猫の見える窓。
道ゆく人を観察するのが大好きです。

いつも私のそばで、おだやかな時間と小さな驚きをくれる相棒です。
ブログの写真にも時々登場しますので、よろしくお願いします🐶🤎

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