この記事は、
冬山ソロ登山で起こりやすいリスクを
私自身の体験をもとに“全体像として整理するための記事” です。
「標高の低い山なら冬でも安全と思ってませんか?」
「低山だから大丈夫」という油断が判断を鈍らせる
「冬山は危険」と誰もが言いますが、
60歳(現在)女性ソロで登っている私は、毎年こう感じます。
“一番怖いのは、冬山ではなく“初冬の低山”だ”
なぜなら、初心者が気づかない“静かな落とし穴”が潜んでいるからです。
この記事では、私が実際に経験したヒヤリ体験を交えながら
“冬山より危険な理由”と “予防策” をお伝えします。

初冬の低山が危険な理由①
朝晩の冷え込みで想像以上の寒さ
軽装になりやすく、低体温症に気がつきにくい
寒さを「我慢できる」と思った瞬間が危険
初冬の低山で一番怖いのは、寒さそのものではありません。
「低山だから大丈夫」と無意識に判断が甘くなることです。
私自身、初冬の低山で「まだ行ける」と思い、
稜線で一気に体が冷えた経験があります。
行動中は汗をかいているため、
寒さに気づいた時にはすでに体温が奪われていました。
初冬の低山は、
危険がゆっくり進むため、判断が遅れやすい。
これが一番の落とし穴です。
初冬の低山が危険な理由②
初冬の低山で厄介なのは、
危険が“見えない形”で潜んでいることです。
低山でも凍結ポイントが予想以上に多い
- 日陰
- 沢沿い
- 木の根・石段
- 朝夕の再凍結
落ち葉が道を隠し、危険に気づきにくい
- ふかふかに見える
- 下が見えない
- 足場の確認ができない
私も踏み抜いて、思わず足が止まったことがあります。
「雪がない=安全」という思い込み
- 雪がない=アイゼン不要と思う
- 低山=軽装でいいと思う
- 結果、判断が遅れる
初冬の低山は、
「見えない」「気づきにくい」「油断しやすい」条件が揃っています。
**危険そのものより「危険に気づくのが遅れること」**が一番の落とし穴です。
初冬の低山が危険な理由③
初冬の低山では、自然そのものより「人の気配が少ないこと」が不安と判断ミスを招きます。
人が少なく、助けを求めにくい
初冬は登山者が減り、低山でもすれ違う人がほとんどいないことがあります。
・転倒しても気づかれにくい
・スマホが圏外のことも多い
・「誰にも会わない」こと自体が不安になる
熊の活動時間と登山時間が重なりやすい
初冬は熊が冬眠前で活発に動く時期です。
・朝夕に活動が増える
・人の少ない低山に下りてくる
・登山者の行動時間と重なりやすい
「静かな山」が逆に不安を増幅させる
音のない山では、些細な違和感が大きな不安になります。
・足音が自分のものか判断できない
・獣臭や物音に敏感になる
・「このまま進んでいいのか」迷いやすい。
初冬の低山は、
静かであることが、安心ではなく「判断を鈍らせる要因」になる季節です。
まとめ:初冬の低山は“低山だから大丈夫”が一番危ない
冬山の危険は、
特別な装備よりも
「どこで判断が鈍るか」を知っているかどうか で大きく変わります。
このブログでは、
私自身が感じた怖さや迷いを
一つずつ言葉にしながら整理しています。
👉【体験談】熊・雪より怖かった「判断ミス」




コメント