音を出しているのに危ない理由|熊鈴を付けていても安心できない瞬間

60代女性ソロ登山|熊対策

熊対策として

「熊鈴を付けているから大丈夫」

そう思って山を歩いていました。

実際、ザックには熊鈴が付いていて、

歩けば音も鳴っています。

それでも、

あとから振り返ってみると

「この歩き方、危なかったかもしれない」

と思う場面が何度かありました。

この記事では、

熊鈴を持っていても起きがちな

音の出し方の失敗例 と、

私自身が意識するようになった

「音が途切れる瞬間」 について整理します。

熊鈴が鳴っていない時間は意外と多い

熊鈴は、

歩いている間ずっと鳴っている

と思いがちです。

でも実際には、

音が出ていない時間は意外と多くあります。

・足音が柔らかい場所

・雪や落ち葉の上

・ゆっくり歩いているとき

こうした状況では、

熊鈴の音は小さくなったり、

ほとんど聞こえなくなることがあります。

自分では鳴っているつもりでも、

周囲には十分に伝わっていない。

この 「つもり」 が、

一番危険だと感じています。

音が途切れやすいタイミングの失敗例

特に注意が必要なのは、

歩き始めと立ち止まった直後 です。

・休憩後にそのまま歩き出す

・写真を撮ったあとに進む

・分岐で考え込んでから動く

このタイミングは、

熊鈴の音を出す意識が抜けやすく、

周囲に無音の時間を作ってしまいます。

また、

沢沿いや風の強い場所では、

音そのものがかき消されることもあります。

「音を出しているつもり」

ではなく、

「今、音は伝わっているか」

と一度確認することが大切だと感じました。

私が意識する「音を出す前提の歩き方」

今は、

熊鈴を付けているだけでは不十分だと考えています。

私が意識しているのは、

音を出す前提で動くこと です。

・歩き出す前に一度音を出す

・見通しの悪い場所では意識的に鳴らす

・休憩後は必ず音を確認してから進む

熊鈴は、

熊を追い払うための道具ではなく、

自分の存在を先に知らせるための合図。

だからこそ、

音が途切れないように

自分の行動を調整する方が重要だと感じています。

餌不足や暖冬など、熊が行動範囲を広げる背景はこちら

👉 餌不足・暖冬・人里化で熊はどう動く?登山者が知るべき危険サイン

音の対策も含めて、最低限そろえておきたい装備はこちら

👉 熊対策 最低限装備|ソロ登山で外せない5つの持ち物

まとめ

熊鈴を持っているだけで、

安心した気持ちになることはあります。

でも、

音が出ていない時間があれば、

その安心感は簡単に崩れます。

大切なのは、

「付けているか」ではなく

「今、音が伝わっているか」。

歩き方やタイミングを少し意識するだけで、

無音の時間は減らせます。

熊対策は、

装備そのものよりも

使い方と意識の積み重ね。

そう感じながら、

私は山を歩くようになりました。

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